3か国ぼっち旅行/モロッコ編　まだまだマラケシュのリヤドについて

2018/06/13 02:33

カサブランカで泊まったリヤドの第一印象は「ヤバいっ!!まぢしくじったっっっ!!!」でした笑

まずは場所。立地が悪すぎるのは前回ので察してほしいトコロ(。-`ω-)　一歩でも外に出たら自力で戻ってくる自信が全くないよ。長距離移動後、初の宿は駅近のチェーン店にするべき!!というかなりいまさらな教訓を再確認。

次に、本当にここかよって疑うぐらいフツーの民家の玄関をくぐった先は明かりのない薄暗い空間で。閑散とした雰囲気が怪しさ満点。しかも今日の宿泊客はあたしだけとのことで、さらに不安が募ります。

んで、最大の問題が部屋の鍵!!

これが部屋の扉。しっかり閉まらず隙間が沢山。

んで、これがカギとか(笑)

田舎のばーちゃん家の引き戸でくるくる回す式のカギより心もとないよ!! まぢで木の棒と布の服で魔王に挑むレベルの防護力の低さ!!! ホント、宿泊客があたしだけってことは宿の人が結託して襲ってきても目撃者はもちろん助けてくれる人もいなくて好き放題されちゃうってことだよね?!?! あまりにも不安過ぎて、部屋にあった棚を扉の前に移動させてみたけど、あんまり意味がない気が…。モロッコに限らず、この旅行中のホテル全般に言えることだけど、防犯設備が乏しすぎてまぢ怖かったです(T_T)　だって、旅行中ってホテルの部屋だけが唯一人目を気にせず心安らげる場所なのに…。特にモロッコの間中は部屋の中でも気を張っていないといけなかったのでメンタルが常にまっかっかでした(T_T)

もちろん音もタダ漏れで、お風呂場の窓も隙間だらけで覗かれるのがヤだったので潔く入るのは諦めました。別に1週間ぐらい風呂に入らなくても生命維持に異常はきたさない!!―――メンタル的にはちょっと悲しくなってくるけどね…。

最初は受付をしてくれた男の人だけしかいないっぽくて、外から人を引き連れて来て襲われたらどうしようとか考えてましたが(ホント、そんなことばっかしか考えてなかった/苦笑)しばらくしたら女の人や子供の声が微かに聞こえて「もしかして家族経営なのかな？」とか少し安心するという…別に女の人や子供だからって悪いコトしないとは限らないのに、ね。

これはあれだなーーー別のホテルに移動だっ!!

今まで整備された都市のそこそこ防犯設備がしっかりしているホテルにしか泊まったことのないお豆腐メンタルガールにとって、長距離移動後のしょっぱなリヤドはハードルが高すぎました(。-`ω-)　荷物を整理するのも早々、スマホでぽちっと駅前のチェーン店のホテル予約。元々このリヤドには2泊する予定ではあったんですが、次の日の朝にスタッフさんにキャンセルを告げて、リヤドを後にしました。―――その時に、ホント罰があたったんじゃないかってぐらい衝撃的なコトが起きたのは次回のお話。

今になって思えば―――というか駅前のホテルに移動したときにすでに思ったコトなんだけど。

あのリヤド、結構良かったな......って←

まぁ、のど元過ぎれば熱さを忘れる。その状況から脱して、一息付けたからこそ感じたことではあると思うんだけど(。-`ω-)

でも受付のお兄さん、チェックインが終わった後、わざわざ外にお水買いに行ってくれたし。明日明るくなったらメディナの見どころ教えてくれるって言ってたし。次の日になって現れた他のスタッフさんたちもいい感じだったし、何気に朝食付きだったし。部屋もオシャレだったし、意外とクーラーしっかり効いたし。明るくなってから改めて建物内を散策したら、昨日は怪しさ満点だった空間がやけにいい感じだったし―――

......なんか、もっとちゃんと旅したいなぁってスゴく思うんだけど、じゃあ「ちゃんと」ってなんなんだろうって。自分が良かったって思えるのが「ちゃんと」旅したってことなのかなぁ……う～ん。

相変わらずグチと文句のオンパレードなので、以下リヤドのいい感じの写真を投下。