ぼっちとりっぷ

2017年モロッコ~スペイン~フランスぼっち旅行についてのんび~りと書いてます

3か国ぼっち旅行 マラケシュのリヤドへ

今回も写真少なめ文字ましましでいきますよー!!(当社比)



モロッコと言ったらリヤドに泊まるべき!!というガイドブックの情報にあっさりと感化され、初日はメディナ内にあるリヤドを予約していました。駅からの交通手段はタクシーor徒歩の二択―――もちろんタクシーで!!


道路脇に止まっていたタクシーに外から声を掛け、まずは行き先確認と値段交渉。―――モロッコ滞在中、この値段交渉っていうヤツがほんっっっとうに嫌でイヤでいやでしょーがありませんでしたっ!! 


だって、言い値で購入したら絶対にぼったくられてるでしょ?? だからといって相場もわかんないし、そもそも必要以上に話をしたくないから交渉とかしたくないし、だったらもういっそ割り切って言い値で買えよって話になるんだけどそれはそれで癪だし……という思考の繰り返し(。-`ω-) だって、お水の値段一つとっても店によって1Lで5DH~100DHの差があるんだよ!! もちろん、日本にだって観光地価格というシステムがあるけど...あるんだけどさぁっっっ


そーいえば。


値切ることばかりがいいことじゃないって、そういうことが書かれた記事を旅行前に読みました。確かに、あたしが払ったお金が相手の生活の糧になると思えば、(言い方良くないけど)直接的な募金という考えも出来なくないのかなぁ、と。NYの時のメトロポリタン美術館で似たようなこと思ったもん。あと、あんまり自分本位に(サービスを提供する側のことも考えず)ケチケチしてると運気が下がるよっていう記事も...笑
ただ、日本人であるあたしが彼らの言い値で買うことで「日本人は金持ってるからいくら高くても言い値で買うぜ」と思われて、後続の旅人に迷惑をかけるっていう可能性もなきにもあらずなんじゃないかなぁ。日本人はなめられてるってのは感じるところだし(。-`ω-)


まぁ結局は自分の気持ちの落としどころを見つけられるかどうかが、楽しく旅をするために肝要なんだろうなぁ、なんて―――あたしは今も見つけられてないんだけどね。



閑話休題。



タクシーの運ちゃんのおしゃべりに付き合うこと十分程度ぐらい。リヤドがあるメディナの入り口に到着しました。どうやらここからは道が細くて車は入れないみたい。じゃあ、リヤドまではグーグル先生に頼りながら歩いていくしかないのか…と思っていると、運ちゃんがおもむろに窓の外に声を掛けました。


その呼びかけに応じてやってきたのは一人の若者。


「この人がリヤドまで案内してくれる」―――って、これはよく聞く噂のぼったくりガイドってヤツですか?!


でも、だからといって「一人で行くので大丈夫です」と断る勇気もなく、21時過ぎにしてようやくぽつりぽつりと建物の明かりが灯され始めたメディナを若者の案内で歩き始めます。





歩きながら撮ったのでブレブレ。
縞々の服をきた男の人が案内人。「ちゃんとついてきてる? 大丈夫??」と度々振り返る。





なぜか急に女の人(オレンジの服)が途中参加。2人もガイド必要なくない?? おこぼれにあずかろう、的な??




メディナ内は相当に入り組んでいて、グーグルマップも当てになりません。だからといって案内人があてになることもなく、「ここが探してるリヤドだよ」と民家っぽい玄関をドンドン叩いては誰も出てこず再び捜索を開始すること数回。「大丈夫、大丈夫。私たちこのリヤド知ってる」と嘘っぽい笑顔を浮かべる女の人に、「そろそろ逃げないと変なところに連れていかれるんじゃないか」と結構本気で覚悟を決めかけた頃、よーやく目的地のリヤドに辿り着きました。


んで、ここからが問題。


彼らに案内料を渡さないといけません。


結局、いくら渡したんだっけなぁ…。


男の人の方は結構一生懸命リヤドの場所を探してくれた気がするから良かったんだけど、途中参加の女の人にまで渡さないといけないってのはどーゆーコトだー!! 宿の人も傍でぼーと見てないでなんか言ってくれたらいいのにってその時は思ったけど、別にそこではこれが日常茶飯事のことで当人同士の問題だから他人が口出しすることでもないのかなぁとも思ったり。別に値段云々って訳じゃなくて、自分の中で納得して払えたらよかったのになぁ、って。



……ま、いいや。



約24時間以上かけてようやくたどり着いた安息の地…と思いきや、まだまだほっと一息はつけません。次回もモヤモヤしっぱなしでお送ります 笑




続く~